1.   >  

吾輩ブログ記事

  • 漱石イベントのご案内(漱石からの手紙 漱石への手紙)

     鎌倉文学館にて、4月22日(土)より特別展「生誕150年 漱石からの手紙 漱石への手紙」が開催中です。『こゝろ』の舞台となった鎌倉で、手紙が大好きな漱石が送った手紙、受け取った手紙を中心に、その足跡がたどられています。

     

     

     詳細は下記をご覧ください。

     【イベント一覧】

     http://soseki-museum.jp/modules/event

     【鎌倉文学館ホームページ】

     http://www.kamakurabungaku.com/exhibition/index.html

    テーマ:イベント    2017年04月28日
  • 漱石山房再現の道③

     検討会では、「漱石山房再現の道①②」でご紹介した調査結果を踏まえて議論を重ね、未来に正しいものを継承していくという観点から、資料的裏付けのある書斎・客間・回廊を記念館内に再現することになりました。

     再現にあたっては、早稲田大学建築史研究室に委託し、県立神奈川近代文学館・東北大学附属図書館等の協力を得て、写真解析や明治・大正期の同等の家屋の現存例との比較検討等を行い、再現図を製作しました。

     こうして検討が進められた再現山房は、美術製作会社の工場で製作が進められ、平成29年2月3日には仮組立てを行い、研究者の指導により再現精度や部材加工について検証と確認を行いました。3月には一度解体して記念館建設現場に搬送し、組立てとエイジング処理(明治40年に漱石が入居した時点、築10年程度の古色を着けます。)を行っています。

     

     作家の書斎の再現はこれまでも数多く行われてきましたが、家屋の一部を再現する試みはあまり例を見ません。作家として、弟子を迎える師として、また家庭人としての漱石を想像しながら、完成した漱石山房再現をご覧いただければと思います。

       

    ▲(左)再現山房仮組立ての様子、(右)外壁サンプルの検討(平成29年2月3日)

    テーマ:その他    2017年04月20日
  • 漱石山房再現の道②

     そこで新宿区は、検討会に先立つ平成23年度に、実際にどの程度の再現が可能なのか検証するため、全国の大学や研究機関、博物館・文学館等に保存される漱石関係の資料や文献を調査し、山房の再現に必要な資料を収集しました。その結果、現在知られているもの以外に新たな資料を発見することはできませんでした。

     山房は、漱石没後の大正8年(1919)頃、鏡子夫人により改築され、書斎・客間・回廊だけは敷地の南東側に曳家して保存されました。その際、夫人の妹の夫である建築家鈴木禎次(1870~1941)が図面を記録したと伝えられますが、禎次が創立に関わった名古屋工業大学も含め、この図面を発見することはできませんでした。

     有力な資料となる写真についても、よく知られる松岡譲が編集した『漱石寫眞帖』(第一書房)掲載の写真以外に新たに発見することはできませんでした。

     このような結果から、再現にあたって資料的な裏付けがあるのは玄関・書斎・客間・回廊程度であり、家屋の西側の再現については極めて難しいと考えられました。(次回4月20日更新の「漱石山房再現の道③」に続く)


     ▲漱石山房の玄関(大正7年)


     ▲ベランダ式回廊と芭蕉(大正5年)

    テーマ:その他    2017年04月19日
  • 漱石山房再現の道①

     漱石山房記念館は、昭和20年(1945)5月25日の空襲で焼失した漱石山房の跡地に開館します。記念館の整備にあたって、土地の記憶を継承する場としての役割を重視し、館内に漱石山房の一部を再現します。

     そこで、山房再現の道のりを3回にわたってご紹介します。

     

     平成24年度に設置した記念館整備検討会で、研究者・近隣住民・公募委員の皆さまなどで、記念館のあり方について8ヶ月間にわたり検討を重ねていく中で、焦点になったのは山房の再現方法でした。

     漱石山房については、石﨑等・中山繁信著『夏目漱石博物館 絵で読む漱石の明治』(彰国社)において、漱石の長男純一の聞き取り調査に基づいた再現が試みられており、新宿区もこの成果をもとに模型を製作し、新宿歴史博物館に展示しています。

     山房の内外装に関しては、漱石自身の記述や絵画、次男伸六の随筆のほか、木曜会に出入りした弟子の小宮豊隆・森田草平・松岡譲・芥川龍之介らも記述を残しています。しかし、これらの記述には食い違う部分があり、書斎の広さも8畳と10畳の二説があって、はっきりしなかったのです。(次回4月19日更新の「漱石山房再現の道②」に続く)
     


     ▲漱石山房の書斎における漱石(大正3年)


     ▲検討会の様子(平成25年3月)

    テーマ:その他    2017年04月18日
  • 漱石コンクール入賞作品展 at 新宿東口駅前献血ルーム

     平成28年度新宿区夏目漱石コンクール絵画部門「猫になって描いてみよう!」の入賞作品を、新宿東口駅前献血ルームにて6月30日(金)まで展示していただいています。

       

     献血ルームにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

     

     

    ※新宿東口駅前献血ルーム
    https://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/rooms/roomhp/room206.html

    テーマ:その他    2017年04月17日
TOP