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夏目漱石展 南方熊楠顕彰館

南方熊楠翁生誕150周年記念

カテゴリ 展示
開催日
2017年11月5日
開催期間
10月7日(土)~11月5日(日)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
10月9日(月)、10日(火)
16日(月)、30日(月)
会場 南方熊楠顕彰館
参加料金 無料
主催 南方熊楠顕彰館
問い合わせ先 南方熊楠顕彰館
TEL:0739-26-9909
FAX:0739-26-9913

南方熊楠翁生誕150周年記念
第48回月例展 熊楠とゆかりの人びと 第31回 夏目漱石

 今回の月例展では、東京大学予備門で南方熊楠の同級生であり、今年ともに生誕150年を迎える夏目漱石を取り上げます。残念ながらこの二人の間に、親しい交流があった形跡はありません。性格の違いもあってか、すれ違いのままに生涯を終えています。しかしながら、この二人の間には、共通の知人も複数いる他、学問を目的としてロンドンでの生活を送っていること、共通の文献を読んでいることなど、その時代性ゆえか体験としては共通している事柄も実は多いのです。
 そして、そうした共通の体験に対する反応の在り方には、それぞれの個性が如実に表れている場合が多いため、この二人は比較対照するには実に好適であると言えそうです。例えば、ロンドンでの二人の生活は、熊楠が酒と喧嘩の絶えない状況ながら、学問上の知友を含め様々な階層の友人を作り、英語で論文を発表するなど、論争もいとわず雑誌上などで活躍したのに対して、漱石はある時期から他人との関わりを断ち、下宿に引き籠って読書にふけるなど、その生活は実に対照的です。また、帰国後も熊楠は再度の渡英を計画し、死に際まで「イギリスに帰りたい」と言い続けたのに対し、漱石は「倫敦に住み暮らしたる二年は尤も不愉快の二年なり」と回想するなど、ロンドンでの体験が二人にもたらした影響と印象には大きな隔たりがあるのです。
 今回の展示では、この二人の生涯を対照しつつたどり、それぞれの個性を相対化するとともに、彼らの生きた時代性を描出することを試みます。

■展示内容
はじめに
東大予備門時代の二人
南方熊楠と夏目漱石 ロンドンでの住所
ロンドンでの生活の様子
漱石が読み込んだ進化論二著
二つの英訳『方丈記』
共通の知人たち
夏目漱石と和歌山

※展示担当
岩淵 幸喜氏
佐々木 英昭氏(文筆家、龍谷大学国際学部教授)
杉山 和也氏(青山学院大学大学院博士後期課程)

展示資料
日記
熊楠蔵書『吾輩は猫である』
杉村楚人冠宛夏目漱石書簡
その他

***

11月4日(土)14時からは松居竜五氏(龍谷大学国際学部教授)、岩淵幸喜氏、杉山和也氏による講演会(無料、予約不要)もあるそうです。詳細は下記ホームページをご覧ください。

http://www.minakata.org/

 

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