開催期間 | 2024年10月12日~2024年12月15日 |
開催時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
会場 | 漱石山房記念館 2階資料展示室 |
休館日 | 毎週月曜日(休日の場合は、直後の休日でない日) |
観覧料 | 一般500円、小中学生100円 ※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額 ※小中学生は土日祝日は無料 ※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料) ※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料 |
主催 | 新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団) |
共催 | 新宿区、新宿区教育委員会 |
後援 | 福岡県みやこ町、みやこ町教育委員会 |
協力 | みやこ町歴史民俗博物館、東北大学附属図書館 |
夏目漱石『三四郎』のモデルともされる小宮豊隆(1884-1966)は、福岡県仲津郡久富村
(現京都郡みやこ町)に生まれ、県立豊津中学校(現県立育徳館高等学校)を経て第一高等学校に進学しました。
明治38(1905)年、東京帝国大学文学部独文科に入学し、いとこの犬塚武夫がロンドン留学中の知り合いだった
夏目漱石に在学中の保証人になってもらい、以後門下生として木曜会の常連となりました。
漱石のもと、朝日文芸欄の編集などに携わり、漱石の没後も夏目家を支え、「漱石全集」の編纂を担当し、
今日の「漱石全集」の形を作り上げました。
また、漱石山房に残されたままだった漱石書斎の蔵書を自らが館長を務めていた東北大学附属図書館に移管し、
今日の東北大学コレクション「漱石文庫」の原型を作っています。
現在、小宮豊隆は演劇評論家、文芸評論家として知られますが、『漱石の芸術』『夏目漱石』など、
漱石に関する著作も有名です。本年、小宮豊隆生誕140年を迎え、夏目漱石と小宮豊隆との交流の軌跡、
小宮の生涯と業績を各種の資料から探ります。
【関連イベント】
特別展記念講演会「小宮豊隆という多面体」
講師:仁平政人(東北大学大学院文学研究科准教授)
日時:11月23日(土祝)午後2時~4時
場所:地下1階講座室
※事前申し込みが必要です(有料)詳しくはこちらから。
漱石山房トークショー「夏目漱石と小宮豊隆」
講師:香日ゆら(漫画家)、当館学芸員
日時:11月3日(日祝)午後2時~3時30分
場所:地下1階講座室
※事前申し込みが必要です(有料)詳しくはこちらから。
朗読とギャラリートーク「三四郎に会えるひととき」
朗読:岩田理加子(朗読の会ふみのしおり主宰)
日時:10月13日(日)、11月10日(日)、12月15日(日) 各日とも午後2時~3時
場所:地下1階講座室
申し込み不要、無料です。直接地下1階講座室にお越しください。詳しくはこちらから。