吾輩ブログ 一覧
-
《通常展》テーマ展示「「夏目漱石」を知らないキミたちへ」開催中!
現在、当館では《通常展》テーマ展示「「夏目漱石」を知らないキミたちへ」を開催しています。
「夏目漱石」を知らない人、夏目漱石の作品を読んだことがない人も大歓迎!
漱石の人生をイラスト等を用いて紹介するほか、子どもから大人まで親しまれている「吾輩は猫である」「坊っちゃん」の2作品の概要と関連資料を展示します。館内のブックカフェや図書室では児童用書籍も準備していますから、興味を持ったら是非作品を読んでみてください。今回は夏休み期間に重なることから、小中学生にもわかりやすく配慮しています。ワークシートを解きながら、楽しくご観覧ください。
テーマ:お知らせ 2018年7月25日 -
図書室についてご紹介します
漱石山房記念館の地下1階には図書室があり、自由に閲覧することができます(貸出は行っておりません)。
夏目漱石の全集をはじめ、関係者が漱石について書いた本も多数所蔵しています。
現在、約3500冊の図書や雑誌を配架しておりますが、このほとんどが皆様より寄贈していただいたものです。
これらの図書は、新宿区の図書検索システムで検索ができるようになっております。
新宿区立図書館蔵書検索
https://www.library.shinjuku.tokyo.jp/WebOpac/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2&histnum=1
館内に検索用のパソコンがあり、その場で検索していただくこともできます。
図書室内にはコピー機も設置しています(著作権法第31条の範囲内で複写が可能)。
・白黒コピー (B5,A4,B4,A3 10円/1枚)
・カラーコピー (B5,A4,B4 50円/1枚、A3 80円/1枚)
出版年の古い図書なども、お手にとって自由にご覧いただけます。
左:文學讀本 秋冬の巻(昭和11年発行) 右:思ひ出す事など(昭和23年発行)また、漱石の作品の外国語版などを8言語・71冊所蔵しています。
英語・中国語・韓国語をはじめ、タイ語・ビルマ語などの書籍もあります。
こちらもぜひご活用ください。
図書室のご利用には観覧料はかかりません。
ぜひお気軽にご利用ください。
テーマ:その他 2018年7月5日 -
ラジオ収録
本日、休館日の記念館にて、TOKYO FM の番組収録がありました。
番組は「PANASONIC MELODIOUS LIBRARY パナソニック メロディアス ライブラリー」。
毎週1冊「未来に残したい文学遺産」をその本の世界観にあった音楽とともに紹介するというもの。
出演の作家・小川洋子さんと藤丸由華さんと一緒に、当館の半藤末利子名誉館長が2週にわたって出演し、夏目漱石『硝子戸の中』と半藤末利子『漱石の長襦袢』を取り上げます。
放送日と内容は以下のとおりです。お楽しみに!
7月1日(日)午前10時~10時30分:夏目漱石『硝子戸の中』
7月8日(日)午前10時~10時30分:半藤末利子『漱石の長襦袢』
放送局:TOKYO FM (80.0MHZ) JFN系全国38局ネット
テーマ:お知らせ 2018年6月18日 -
《通常展》テーマ展示「漱石と新宿 神楽坂編」開催中!
現在、当館では《通常展》テーマ展示「漱石と新宿 神楽坂編」を開催しています。
今回は、夏目漱石とゆかりの深い新宿のなかでも神楽坂を取り上げています。
当館のある早稲田南町からも程近い神楽坂は、漱石にとって、買い物、食事、寄席通いなど、日常生活のなかで親しんだまちでした。
明治44年、漱石44歳の6月の日記にこのような記述があります。
昨夕紀尾井町を散歩。帰りに牛込見附迄来て、西の空を見るとどす黒い雲が一面にひろがって、それが半円を描いて次第に薄くなつてゐる。中心の所は甚だ濃い、稲妻がさす。神楽坂へ来ると、人が駆け出す。手を出して見ると、雨が一二滴あたつた。植木屋露店悉(ことごと)く荷をしまひかける。寺町で早稲田返りの車にのる。(中略)うちへ〔行〕く坂の所から降り出す、家へ這入ると凄まじい雨が〔の〕音がし出した。
漱石の日記より 明治44年(1911)6月14日「明治37年以前の神楽坂通り」(『新撰東京名所図会』より)
黒い雲と稲妻がさした神楽坂から人力車に乗って、漱石が早稲田南町の「漱石山房」へ帰宅した途端、凄まじい雨が降り出しました。間一髪の初夏のある日の出来事でした。
まもなく関東も入梅をむかえます。突然の雷雨は困り者ですが、雨の神楽坂もしっとりとした風情がありますね。
ぜひ周辺の散策とあわせてお立ち寄りください。
皆さまのお越しをお待ちしております!テーマ:お知らせ 2018年6月2日 -
4万人目のお客様をお迎えしました
本日、有料観覧4万人目のお客様をお迎えしました。
4万人目の来館者となったのは、和歌山県からお越しの慈幸(じこう)さん。
慈幸さんには、小澤主任(写真左)よりささやかな記念品をお贈りしました。
多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございます。
今後も皆様に親しまれると共に、魅力的な記念館にするよう運営してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
テーマ:お知らせ 2018年6月1日 -
子規・漱石ほか この時代を築いた人々
現在、明治150年 芸術文化維新展~子規・漱石ほか この時代を築いた人々~を開催しています。
ロンドン留学中の漱石が正岡子規に宛てた絵はがきや、子規直筆の短歌や俳句などの貴重な文学資料のほか、
明治150年に関連した歴史資料で、関東初公開資料もたくさんあります。
会期は5月25日(金)~27日(日)の3日間限定です。
皆様のご来館をお待ちしています!
テーマ:お知らせ 2018年5月25日 -
音声ガイドあります。
当館では、音声ガイドの貸出を実施しています。
対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語の4種類。
記念館受付で貸出をしています。
受付でお申出いただくと、写真(右)の音声ガイドをお貸ししますので、館内でこの機器を耳にあてて聞く方式です。館内の展示で音声ガイドの番号表示がある場所、20箇所の解説を聞くことができます。
音声ガイドの解説がある場所には上記(左)の番号が付いています。番号を押すと、解説が聞こえてきます。
20箇所全てを聞いたとして、所要時間は約30分。使用後は受付にご返却ください。
音声ガイド利用料はなんと無料です!
受付でお気軽にお声掛けください。
テーマ:その他 2018年5月6日 -
虞美人草の花が咲いています
漱石が朝日新聞社に入社後、初めて紙上で連載された作品「虞美人草」。
(明治40年(1907)6月23日から10月29日まで朝日新聞に連載されました)漱石山房記念館の裏手(漱石公園側)には花壇があり、漱石の記述や作品に由来する植物が植えられています。
最近、虞美人草(ヒナゲシの別名)の花が咲き始めました。
漱石はこの植物の名を小説の題名にした理由について、以下のように書いています。
昨夜豊隆子と森川町を散歩して草花を二鉢買つた。植木屋に何と云ふ花かと聞いて見たら虞美人草だと云ふ。折柄(おりから)小説の題に窮して、予告の時期に後れるのを気の毒に思つて居つたので、好加減(いいかげん)ながら、つい花の名を拝借して巻頭に冠(かぶ)らす事にした。
純白と深紅(しんく)と濃き紫のかたまりが逝(ゆ)く春の宵の灯影(ほかげ)に、幾重の花弁(はなびら)を皺苦茶(しわくちゃ)に畳んで、乱れながらに、鋸(のこぎり)を欺(あざむ)く粗き葉の尽くる頭(かしら)に、重きに過ぐる朶々(だだ)の冠を擡(もた)ぐる風情は、艶(えん)とは云へ、一種、妖冶(ようや)な感じがある。余の小説が此花と同じ趣を具(そな)ふるかは、作り上げて見なければ余と雖(いえど)も判じがたい。
社では予告が必要だと云ふ。予告には題が必要である。題には虞美人草が必要で―はないかも知れぬが、一寸(ちょっと)重宝であった。聊(いささ)か虞美人草の由来を述べて、虞美人草の製作に取りかゝる。
(明治40年5月28日 東京朝日新聞 「虞美人草」予告)漱石が小説の題名に選び、“艶とはいえ、一種妖冶(=なまめかしく美しいこと。妖艶。)な感じ
”と表現したこの花、是非実物を見にいらしてください!テーマ:お知らせ 2018年4月21日 -
バショウ成長中!
夏目漱石が暮らした「漱石山房」を象徴する植物といえば、芭蕉(バショウ)が代表的です。
大正5年12月の「漱石山房」
前庭に大きな芭蕉があり、周りには一面の木賊(トクサ)が。漱石自身が描いたり、芥川龍之介などの門下生も「漱石山房」の芭蕉の様子を書き残しています。
中国原産といわれる芭蕉は、高さ2~3mで大きな葉が特徴。
英名では「ジャパニーズ・バナナ」と言うように、バナナの仲間です。
俳人・松尾芭蕉の俳号も、この植物からとったそうですよ。「漱石山房」の植木は、みな漱石の手により入れられたもので、芭蕉もそのひとつでした。
漱石は日記でしばしば庭の芭蕉について触れています。当館の芭蕉も、漱石が植栽した位置にあわせて、玄関横・客間前の前庭に植えています(・・・残念ながら、漱石が植えた芭蕉ではありません)。
剪定のため根もとから切り落としたのですが、暖かくなってきて、いっきに成長しています。3月25日、切り落とした根もとから新しい芭蕉の姿が・・・!
4月7日、「芭蕉伸びる事三尺」漱石がこう日記で触れているように、ぐんぐん大きくなっています。
これから初夏にむけて、大きな葉を繁らせてくれるのが楽しみです!
テーマ:お知らせ 2018年4月7日 -
ぐるっとパスの販売を開始します
美術館や博物館をよく利用される方は、目にされたことがあるかもしれませんが、
「東京・ミュージアムぐるっとパス」をご存知ですか?
東京を中心とする美術館・博物館・動物園等の入場券や割引券が一冊になった
お得なチケットブックです。
2018年4月より当館も参加いたします。チケットのご利用で、観覧が1回無料となります。
4月1日(日)より、当館1階受付で2200円で販売いたします。
この一冊で、東京を中心とする 92の美術館・博物館等を楽しめます。
この機会に色々な施設を訪れてみてはいかがでしょうか?
「ぐるっとパス」については、下記ホームページをご覧ください。
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
テーマ:お知らせ 2018年3月29日 -
案内看板が設置されました
最寄駅の一つである東西線・早稲田駅から漱石山房記念館までの道に、案内看板が設置されました。
早稲田駅の1番出口を出ると、目の前に白い看板が見えます。
(2番出口付近にも新しい表示があります)
記念館へは、右手にある横断歩道を渡ってください。
左手に早稲田公園(こちらにも看板が設置されています)を見ながら、
漱石山房通りをしばらく歩くと、右手に早稲田小学校が見えてきます。
学校の前にも茶色の看板があります。ネコも応援しています。記念館まではあと少しです。
漱石山房記念館の正面入口です。こちらにも看板が設置されました。
これらの看板を目印に、ぜひご来館ください。
テーマ:お知らせ 2018年3月27日 -
桜が咲き始めました
漱石山房記念館に隣接する漱石公園の桜が咲き始めました。
当館の近くでは、江戸川橋のあたりの神田川流域が桜の名所です。
江戸川(現・神田川)は、明治17年(1884)に初めて桜が植えられたといわれ、明治末期には桜の名所として多く花見客で賑わいました。
漱石も娘たちを連れて花見に訪れていることが日記からわかります。
現在開催中のテーマ展示「「漱石山房」から漱石山房記念館へ」では、明治末期の江戸川の桜の絵はがきと、当時の漱石の日記の言葉を紹介しています。
漱石も見たであろう当時の光景を、絵はがきを通じてご覧いただけます。
是非見にいらしてください。
テーマ:その他 2018年3月22日 -
新テーマ展示がスタートしました!
東京都心では平年より早くソメイヨシノの開花が発表され、当館に隣接する新宿区立漱石公園の桜も、まもなく開花しそうな気配です。
本日、3月17日から《通常展》テーマ展示「『漱石山房』から漱石山房記念館へ」がスタートしました。
夏目漱石が晩年を過ごし、「こゝろ」などの名作を執筆した早稲田南町の家「漱石山房」。
その誕生から、漱石が家族や門下生たちとともに過ごした時代のこと、漱石の没後「漱石山房」はどのような経緯をたどったのか・・・漱石や門下生などの資料を展示して、わかりやすく紹介しています。
本テーマ展示の詳細については、こちらの「お知らせ」をご覧ください。
当館入口に設置したテーマ展示の立て看板が、まずは皆さまをお迎えします!
5月20日(日)まで開催しています。
皆さまのご来館をお待ちしています。
テーマ:お知らせ 2018年3月17日 -
「春の投扇興」を実施しました
本日は当館講座室にて、新宿未来創造財団主催、神楽坂投扇興の会の協力の下、
「春の投扇興」が開催されました。
投扇興は、扇を投げて的に当て、その落ち方で点数を競う“お座敷遊び”です。
江戸時代の安永年間(1772~80)に考案されました。
江戸の人々の見立ての文化、雅な遊び心が息づく「投扇興」を、神楽坂でその継承にあたっている
「神楽坂投扇興の会」の模擬演技とともに体験しました。
ちなみに「扇を投げる」といえば、漱石作品の中の「彼岸過迄」において、
隅田川で銀扇を投げて水に流すという舟遊びの情景が描かれています。
「野分」にも同様の遊びについて述べている場面があります。
テーマ:その他 2018年3月17日 -
耳で楽しむ漱石作品
3月に入り、ようやく春めいてまいりました。
来る3月3日(土)には、当館地下1階講座室で「ひなまつり朗読会 まるごと漱石」が開催されます。
漱石山房で生まれた作品を、朗読でお楽しみください。
第1部 11:00~12:00「硝子戸の中」(抜粋)、「火鉢」、「猫の墓」、「三四郎」(抜粋)
第2部 13:00~14:30「夢十夜」 第一夜から第十夜まで全話【朗読】新宿歴史博物館ガイドボランティア朗読の会「ふみのしおり」
申込不要。直接漱石山房記念館地下1階の講座室にお越しください。※入場無料
また、3月17日(土)には「春の投扇興(とうせんきょう)」を開催。只今お申込み受付中です。
詳細はこちらから→ 「春の投扇興」
テーマ:イベント 2018年3月1日 -
来館者数が3万人を突破しました!
漱石山房記念館の来館者数(有料観覧者)が3万人を突破しました。
本日3万人目の来館者となったのは、埼玉県からお越しの松野さん。
松野さんには、鈴木館長(写真左)よりささやかな記念品をお贈りしました。
ご一緒に来館されたみなさまも大変喜ばれているご様子で、当館としても嬉しく思いました。
あと1週間で開館5ヶ月を迎えるというところで、3万人に達することができました。
多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
今後も皆様に親しまれると共に、魅力的な記念館にするよう運営してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
テーマ:お知らせ 2018年2月17日 -
ギャラリートークのご案内
現在開催中の開館記念所蔵資料展ー第2期ーでは、隔週土曜日にギャラリートークを開催しています。
展示を担当した学芸員が、展示資料に関するエピソードなどをお話しします。
残る開催日は2月24日(土)と3月10日(土)。14時から約20分間です。
申込み不要で、当日直接2階展示室にお越しください。(観覧券が必要です)テーマ:お知らせ 2018年2月12日 -
151回目の誕生日(「夏目漱石誕生の地」)
夏目漱石は旧暦(太陰暦)慶応3年(1867)1月5日生まれ。
平成30年(2018)2月9日は、新暦に換算すると漱石151回目の誕生日にあたります。
漱石は、江戸牛込の馬場下横町(現在の新宿区喜久井町)で、「六人の末子」として生まれました(※ほかに異母姉がふたりいました)。
庚申の日の申の刻に生まれた漱石は、「ひとつ間違えると大泥棒になる、ただし名前に金か金偏の字をつければ難を逃れる」という迷信から「金之助」と名づけられました。
「夏目漱石誕生の地」(新宿区喜久井町1/新宿区指定史跡)は、当館から程近い場所に位置し、漱石の父・直克が名づけた夏目坂を少しあがったところには碑が建てられています。
黒御影石の碑は、昭和41年(1966)に漱石生誕100年を記念して新宿区が建てたもので、「夏目漱石誕生之地」の書は門下生・安倍能成の揮毫によるものです。哲学者・教育家となる安倍は、第一高等学校で漱石の教えを受け、木曜会にも出入りするようになります。漱石とは16の年齢差がありましたが、遠慮のない関係を持った門下生のひとりでした。第一高等学校長を務め、戦後は文部大臣や学習院院長などを歴任し、この碑が建てられた昭和41年、83歳の生涯をとじました。
安倍の揮毫による「夏目漱石誕生之地」の墨書軸を、当館2階展示室にて開催中の「開館記念所蔵資料展 第2期」で3月11日(日)まで展示しています。
「夏目漱石誕生の地」(新宿区指定史跡)
所在地:新宿区喜久井町1
東京メトロ早稲田駅(2番出口)からすぐの場所です。
テーマ:お知らせ 2018年2月9日 -
山陽女子中・高生が描く「『明暗』 その後」
山陽女子中・高生が描く「『明暗』 その後」
岡山市の山陽女子中学校・高等学校図書委員のみなさんから渾身の力作を頂きました。
その名は「『明暗』 その後」。
同校では漱石生誕150年を記念し、昨年11月、「漱石の部屋」展を開催しました。
開催にあたって、漱石ゆかりの松山市で研修を行うとともに、
漱石に関する壁新聞や「漱石山房」の模型を作成し、漱石への理解を深めたそうです。
同校図書委員のみなさんは、さらに漱石未完の小説「明暗」の続編を3編執筆し、
これまでの学習成果とともに「『明暗』 その後」として冊子にまとめました。
執筆の際には、「明暗」を丹念に読み込み、
タイトルに込められた意味や登場人物の性格などを話し合い、
漱石ならどんな結末を描いただろうかと想像を巡らせながら真摯に取り組んだそうです。
「『明暗』 その後」は、今後図書室にて公開する予定です。
山陽女子中学校・高等学校のみなさん、当館にもいつかお越しくださいね。
テーマ:お知らせ 2018年2月3日 -
漱石山房 雪景色
開館以来、初めて雪が積もりました。
みなさん、お怪我等はございませんでしたか。
漱石と雪…。
漱石は明治40年、雪に関して次の句を詠んでいます。
たゝむ傘に雪の重みや湯屋の門
他にも漱石作品には、春夏秋冬、さまざまな景色が描かれています。
ぜひ当館で、漱石作品に描かれた春夏秋冬を味わってみてはいかかでしょうか。
外は雪景色ですが、陽光差し込むブックカフェでの読書もおすすめです。
テーマ:その他 2018年1月23日