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《通常展》テーマ展示 外国語になった漱石作品

会場 漱石山房記念館 2階資料展示室
休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)
観覧料 一般300円、小中学生100円
※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額
※小中学生は土日祝日は無料
※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料)
※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料
主催 新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)

漱石の作品は、漱石の存命中から翻訳されてきました。
『吾輩は猫である』(1905(明治38)年)の英訳本『I am a cat』は、原書の刊行から
1年足らずで刊行されています。漱石は、「虞美人草」や「草枕」のドイツ語訳出版の相談に対し、
「それから」や「倫敦塔」の方を薦めるなど、自著の翻訳に一家言を持っていました。
漱石没後、「坊っちゃん」や「草枕」などの英訳本が刊行されますが、日本語が読める読者は、
漱石作品特有のテンポや滑稽、風刺の表現がどのように訳されたかを原文と読み比べて楽しんでいたようです。
現在、漱石の作品は、40以上の言語に翻訳され世界中で読まれています。
本展示では、外国語の書籍を数多く所蔵する国際交流基金ライブラリーの協力を得て、
英訳本を中心に、翻訳された漱石作品を展示し、文章の違いやブックデザインを味わいます。
併せて、広告の校正原稿や、翻訳者が漱石遺族と交わした手紙など、翻訳に係わる資料も展示します。
外国語というフィルターを通して一層鮮やかに浮かび上がる漱石の日本語もお楽しみください。

ギャラリートーク
令和7年5月4日、6月1日、7月6日、いずれも日曜日 午後2時~2時20分
会場:漱石山房記念館 地下1階講座室
申し込み不要、無料です。直接地下1階講座室にお越しください。

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