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吾輩ブログ 一覧

  • オリジナルしおりづくり~漱石の言葉を持ち帰ろう~

    4月1日(土)にレガスまつりを開催します。
    漱石山房記念館では展示の観覧無料、ギャラリートーク、
    記念品プレゼント等、様々なイベントを予定しています。
    今回はその中で、「オリジナルしおりづくり~漱石の言葉を持ち帰ろう~」をご案内します。

    当館の2階通路展示では、漱石の作品や、門下生・友人に宛てた手紙の中から、
    漱石の言葉をご紹介しています。
    小説の登場人物に託した漱石の想い、
    門下生や友人に示した漱石の人生観など、
    漱石がのこした言葉をご覧いただけます。
    その中から一部をご紹介します。

    僕は常に考えている。「純粋な感情程美しいものはない。美しいものほど強いものはない」と。
    (「彼岸過迄」明治45年)

    熊本より東京は広い。東京より日本は広い。……日本より頭の中の方が広いでしょう。
    (「三四郎」明治41年)

    智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
    (「草枕」明治39年)

    人間は好き嫌で働らくものだ。論法で働らくものじゃない。(「坊っちゃん」明治39年)

    一度は耳にした言葉もあったでしょうか。
    来館者アンケートからも「とても印象深かった」「漱石の言葉が時を超えて胸に刺さった」
    等の感想を数多くいただきます。
    そこで、今回のイベントでは、これら漱石の言葉の中からお好きな言葉を選んで、
    オリジナルのしおりづくりを楽しんでいただこうと考えています。
    お子さまも楽しめるように、スタンプやシールなどもご用意しております。
    漱石山房記念館地下1階講座室にて13時から16時まで開催します。
    所用時間は15分程。事前の申し込みは不要です。どうぞお気軽にお立ち寄りください。

    テーマ:イベント    
  • 漱石公園の桜が咲き始めました

    漱石山房記念館に隣接している漱石公園には、桜(ソメイヨシノ)の木が2本あります。
    今年、令和5(2023)年は例年より10日も早く、3月14日(火)に東京の開花が観測されました。
    3月21日(火)の春分の日現在、漱石公園の桜は3分咲き~5分咲き程度といったところです。

    2023年3月21日撮影


    2本のうち道草庵に向かって右側の桜のほうが、
    日当たりの関係か、咲き加減が少し早く5分咲き程度。

    2023年3月21日撮影


    道草庵に向かって左側の桜の方はまだ3分咲き程度です。
    3月下旬は雨模様の日が続くようですので、
    雨が上がる頃には満開の桜が皆さまをお迎えすることでしょう。

    ちなみに、漱石山房記念館の入り口近くには、
    漱石の作品「虞美人草」をイメージして、
    2月末にシャーレーポピーを植えました。

    こちらも可愛らしい花を咲かせていますので、
    ご来館の際には探してみてください。

    テーマ:その他    
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