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吾輩ブログ 一覧

  • レガスまつり2023を開催しました

    4月の恒例行事「レガスまつり」を
    今年は4月1日(土)に開催しました。
    満開の桜と春の陽気のもと、多数のお客様にご来館いただき、
    大変賑やかな1日となりました。

    展示観覧料が無料となったこの日、
    展示をご観覧いただいた方には
    オリジナル和紙ステッカーや花苗をプレゼントさせていただきましたが、
    合計で400名以上の皆さまにお渡しできました。
    地下1階の講座室で行われた「オリジナルしおりづくり~漱石の言葉を持ち帰ろう~」
    にもたくさんの方にご参加いただき、
    「春らしいしおりが作れてよい記念になりました」
    「思ったよりも簡単に作成できて楽しかった」
    などの感想をいただきました。

    当館学芸員が展示の見どころを解説する「ギャラリートーク」も
    午前、午後の2回行われ、多数の方にご参加いただきました。
    この日はちょうどお庭の桜が満開で、青空に映える桜を見上げたり、
    写真におさめる様子もたくさん見られました。
    再現展示室でのボランティアガイドの解説に耳を傾けたり、
    CAFÉ SOSEKIの美味しいコーヒーを飲みながらひと休みされたり、
    漱石山房での休日をお楽しみいただけたのではないでしょうか。

    テーマ:イベント    
  • 《通常展》テーマ展示 漱石・修善寺の大患と主治医・森成麟造展 開幕しました

    漱石山房記念館2階資料展示室では
    《通常展》テーマ展示 漱石・修善寺の大患と主治医・森成麟造(もりなりりんぞう)展が開幕しました!
    会期は4月13日(木)~7月9日(日)まで、
    春から初夏にかけての気持ちのよい季節です。
    吾輩ブログでは、これから展示会のみどころについてお伝えしていく予定ですが、
    今回は、展示会チラシの裏話を一つご披露します。

    今回のチラシは、新緑を背景に、
    漱石と森成麟造の写真を配置しています。
    森成の肖像写真は修善寺の大患1年後、27歳の時の写真です。
    新緑の背景写真は修善寺の桂川です。

    よく目を凝らしてチラシをご覧いただくと、
    漱石の右腕のあたりに朱塗りの橋がうっすらと見えませんか。
    桂川に架かる桂橋です。
    漱石が修善寺を訪れたのは夏の盛りの8月6日。
    そこから8月24日には大量吐血をし(世にいう修善寺の大患)、
    東京に戻れたのは、秋も深まった10月11日でした。
    森成は、大患前の8月18日から帰京する日まで、
    2か月近く修善寺に滞在して漱石を看護しました。
    その間、修善寺の山を散策しては草花を持ち帰り、
    寝たきりの漱石の目を楽しませました。
    今の季節、修善寺の温泉街はちょうど写真のような
    新緑に覆われていることでしょう。
    展覧会とあわせて、漱石と森成の関係に思いを馳せながら
    修善寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

    テーマ:漱石について    
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