吾輩ブログ 一覧
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早稲田駅に新しい出口が開設されました
漱石山房記念館への最寄り駅である、東京メトロ東西線の早稲田駅に、
平成31年2月23日(土)から新しい出口が開設されました。
2番線(高田馬場・中野・三鷹方面行)ホーム直通のエレベーター専用口です。
※1番線(日本橋・西船橋方面行)ホームからこちらの出口は使えません。1番出口をご利用ください。
漱石山房記念館までの道順をご説明します。
①2番線の電車を降りたら、ホーム中ほどにある「地上ゆきエレベーター専用改札」をお通りください。
②「喜久井町地上ゆき」と書かれたエレベーターがありますので、お乗りください。
③エレベーターを降りると早稲田通りに出られます。
④エレベーターを背中にして右側にお進みください。
※早稲田大学や穴八幡宮とは反対方面です。
⑤八百屋さんとお寺の間の道を右斜めに進みます。
「漱石山房記念館 漱石山房通り」という表示が目印です。
道路にもところどころに猫のマークの道しるべがあります。
⑥少し進むと右側に早稲田南町児童館と早稲田南町地域交流館が見えます。
⑦さらに進むと左側に早稲田公園が見えます。
漱石山房記念館まであと230メートルです。
⑧右手に早稲田小学校が見えてきたら、漱石山房記念館まであと160メートルです。
⑨エレベーター専用口を出てから徒歩10分程度で、漱石山房記念館へ到着します。
なお、逆方向の1番線ホーム(日本橋・西船橋方面行)へお帰りの際は、
早稲田通りを挟んだ反対側の1番出口をご利用いただけます。
八百屋さんの前の信号を渡って右へお進みください。
※こちらの出口は階段のみとなりますのでご注意ください。
1番線ホーム(日本橋・西船橋方面行)へのエレベーターは、
地下鉄早稲田駅前交差点を右折、薬局の隣にあります。
道順がご不明の際は、お電話いただければ道案内いたします。
どうぞお気を付けてお越しください。
テーマ:お知らせ 2019年2月24日 -
2月25日は俳人・松根東洋城の誕生日です
2月25日は、俳句雑誌『渋柿』の主宰者として知られる俳人・松根東洋城の誕生日です。
東洋城は漱石の松山時代の教え子ですが、第一高等学校から東京帝国大学に進学して東京でも漱石宅の木曜会に参加し、俳句を通じて漱石の死の間際まで深い交流を持ちました。
現在当館で開催している「テーマ展示「人と人を結びつける」ことば」(3月10日(日)まで)では、漱石が描いた風景画を展示していますが、こちらは東洋城の旧蔵品です。そして、3月19日(火)から始まる「特別展 漱石と鈴木三重吉 広島の加計正文との交流を軸に」では、三重吉の最初の単行本『千代紙』(俳書堂、明治40(1907)年)を展示しますが、こちらの装丁は東洋城が手掛けています。東洋城いわく「花魁愁い式の一つの現象」である『千代紙』の「表紙の濃艶さ」を、ぜひ会場でお楽しみください。ご来館をお待ちしています。
鈴木三重吉『千代紙』俳書堂、明治40(1907)年
次回展示情報
《特別展》漱石と鈴木三重吉 広島の加計正文との交流を軸に
開催期間/2019年3月19日(火)→5月6日(月・休) 開館時間/午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日/3月25日、4月1、8、15、22日(月)
特別展開催期間中の観覧料/一般500円、小中学生100円テーマ:その他 2019年2月22日 -
2月9日朗読会(ご報告)
夏目漱石の誕生日である新暦2月9日(旧暦では1月5日)に、「近代文学を訪ねて~沙羅の木~」、「ふみのしおり」、「神楽坂朗読サロン」、「プチプラージュ」の朗読の会4団体のご協力による朗読会を開催しました。
当日は大雪注意報が出されましたが、心配していたほどの雪にはならず、会場となった講座室には常時50名以上の方が熱心に朗読を聴き入り、各団体の出演者による個性ある朗読の世界を堪能しておられました、
漱石山房記念館では、2月9日に開催する朗読会を、今後も続けていきたいと考えています。
テーマ:その他 2019年2月14日 -
漱石山房記念館オリジナルグッズ 発売中!
2月9日より漱石山房記念館ミュージアムショップでは新商品の販売を開始しました。
今回、販売を開始したのは「漱石のことば鉛筆」(2本組200円)と3種類の「絵はがき」(各60円)です。
「漱石のことば鉛筆」は夏目漱石の作品から引用したことばが印刷された鉛筆で、
あずき色と深緑色の2種類の鉛筆(HB)がセットになっています。
あずき色の鉛筆には、夏目漱石『吾輩は猫である』の冒頭部分、
「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」が、
深緑色の鉛筆には、夏目漱石『草枕』より
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。」
が印刷されています。
珍しい五角形の鉛筆は別名「合格(五角)鉛筆」とも呼ばれているようですよ。
3種類の絵はがきは、新宿区所蔵の資料から作成しました。
1種類目は明治38(1905)年に発行された『吾輩は猫である』初版本上編の表紙を絵はがきにしたものです。
漱石作品の挿絵や装丁、漱石山房の原稿用紙、インク壺のデザインも手がけた橋口五葉が装丁した表紙です。
猫好きの方へのお土産にいかがでしょうか?
夏目漱石『吾輩ハ猫デアル』絵はがき
2種類目は大正3(1914)年8月12日付けの『東京朝日新聞』に発表された、
「ケーベル先生の告別」原稿の冒頭部分を絵はがきにしたものです。
「ケーベル先生の告別」は帝国大学大学院時代に美学の講義を受け、
漱石の思想にも大きな影響を及ぼした哲学者ケーベルが帰国することになった際、
漱石に託された教え子たちへの告別の辞を、漱石自身の回顧録も交えて書かれた作品です。
自筆文字から漱石の息づかいが感じられるような絵はがきになりました。
夏目漱石「ケーベル先生の告別」原稿 絵はがき
3種類目は肉筆漫画『開国六十年史図絵』より、
漫画家の岡本一平が描いた「夏目漱石先生」を絵はがきにしたものです。
肉筆漫画『開国六十年史図絵』は昭和2(1927)年に明治60年を記念し、
日本漫画会の会員25名が60年間の政治・社会史から50のテーマを選び、
1人2図ずつ描いた肉筆画をセットにして販売したものです。
岡本一平の妻は歌人で小説家の岡本かの子、息子は芸術家の岡本太郎。
夏目漱石の表情や隣に座る猫がユーモラスな一枚です。
岡本一平「夏目漱石先生」絵はがき
今回発売した商品は、漱石山房記念館のみでの販売となりますので、ご来館の記念にぜひお求めください。
テーマ:お知らせ 2019年2月10日 -
2月9日
本日、2月9日は夏目漱石の誕生日です。(旧暦では1月5日)
これを記念し、本日13時から漱石作品の朗読会を開催します。→2月9日朗読会
あいにくのお天気なので、朗読者の都合によりプログラムが一部変更になる可能性もありますのでご了承ください。
ご来館のお客様はどうぞ足元にお気をつけてお越しください。
テーマ:お知らせ 2019年2月9日