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《通常展》テーマ展示「夏目家の人びと、漱石の家族」

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開催日
2021年7月1日~2021年10月3日
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
会場 漱石山房記念館 2階資料展示室
参加料金 一般300円、小中学生100円
※団体(20名以上・要事前連絡)は個人の観覧料の半額
※小中学生は土日祝日および夏季休業中は無料
※障害者手帳等をお持ちの方は手帳のご提示で無料(介助者1名無料)
※メンバーズ倶楽部会員の方は会員証のご提示で無料
主催 新宿区立漱石山房記念館(公益財団法人新宿未来創造財団)

慶応3(1867)年、漱石は8人兄弟の末っ子として生まれました。
里子や養子に出され、養父の金銭問題に悩まされるなど不遇な少年時代を過ごしますが、
亡くなる1年前に著した『硝子戸の中』の育った家の記憶は、
旧懐に満ちた穏やかなものでした。
自身の家庭生活では、明治29(1896)年に中根鏡子と結婚し、
二男五女に恵まれます。
弟子の森田草平は、漱石の家庭が知りたければ「『猫』をお読みなさい」と述べています。
神経衰弱に陥った時の漱石は怖い父親として子どもたちの記憶に刻まれていますが、
『吾輩ハ猫デアル』にはのびのびとした子どもたちの様子が描かれています。
本展では、漱石の作品や日記、漱石が家族に宛てた手紙、漱石の家族による著作、
初公開となる夏目家の家族写真などをもとに、家族の視点から漱石を読み解きます。

<主な展示作品>
・松岡譲編『漱石寫眞帖』第一書房、昭和4(1929)年
・夏目金之助『硝子戸の中』岩波書店、大正8(1919)年(第28版)
・夏目金之助 夏目鏡子宛書簡(明治35年3月10日付)
・夏目家令嬢写真(個人蔵)

≪通常展≫テーマ展示「夏目家の人びと、漱石の家族」出品目録
≪通常展≫テーマ展示「夏目家の人びと、漱石の家族」チラシ(表)
≪通常展≫テーマ展示「夏目家の人びと、漱石の家族」チラシ(裏)

オンラインギャラリートーク
担当学芸員による展示解説動画をYouTubeで配信しています。
配信期間:令和3年10月3日(日)まで ※配信は終了しました。

※国内の状況により会期に変更が生じる場合があります。
※漱石山房記念館では新型コロナウイルス感染予防対策を行っております。
詳細はご来館のお客様へのお願いをご確認のうえ、ご来館ください。

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