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漱石公園のサクラが咲き始めました

気象庁は3月27日午前に東京都心の桜(ソメイヨシノ)の満開を発表しましたが、

漱石公園のサクラは4月1日現在、2本あるうちの1本はほぼ満開、もう1本は五分咲きです。

4月6日(土)のレガスまつりの頃まで、お花見をお楽しみいただけそうです。

 

ソメイヨシノの隣の可憐なハナカイドウもふくらみ始めました。

海棠(カイドウ)は桜を意味することもありますが、

漱石は「草枕」の中で桜と海棠を区別して

「冷ややかに艶なる月下の海棠には、只愛らしい気持ちがする。」

と書いています。

これは「黒ずんだ、毒気のある、恐ろし味を帯びた調子」の椿と対比しての記述です。

漱石公園の開園時間は、10月~3月が8時~18時、4月~9月が8時~19時です。

開園時間内に「艶なる月下の海棠」をご覧いただくのは難しいかもしれませんが、

公園内にはほかにも漱石作品ゆかりの植物が数多く植えられておりますので、

展示室で漱石作品の世界をご堪能されたあとは、ぜひ漱石公園にもお立ち寄りください。

皆様のご来館をお待ちしております。

テーマ:お知らせ    2019年4月1日
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