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博物館実習生によるレポート5 漱石公園をご紹介します

新宿区立新宿歴史博物館では、
学芸員資格の取得を目指す博物館実習生を受け入れています。
令和2年度は5人の実習生が参加して、10日間の博物館実習が行われました。
新宿歴史博物館内だけでなく、漱石山房記念館でも実習を行いましたので、
実習生による漱石山房記念館のレポートをお届けします。

本日は漱石公園をご紹介します。
漱石公園は漱石山房記念館に隣接されており、
記念館を出て左にあるスロープを下ると、
夏目漱石の胸像がある入口が見えてきます。

夏目漱石胸像

中に入ると、都心の市街地にも関わらず自然を感じることができます。
漱石公園の中央には『吾輩は猫である』のモデルとなった「福猫」や文鳥など、
夏目家で飼われていた生き物たちを供養するために建てられた「猫の墓(猫塚)」があります。

猫の墓

漱石公園には桜やアジサイなど、鮮やかに咲く花があり、
花が咲く季節にはとても見応えがあります。
しかし、バショウやサルスベリ、ハゲイトウといった
夏目漱石の作品内に出てくる様々な植物も見ものです。
植物のネームプレートには、
夏目漱石がどの作品でその植物を登場させたかを見られるものもあり、
漱石のことを知ることができます。

漱石公園

植物は漱石公園内の他にも、漱石山房記念館の入り口脇にも植えられており、
そこにもザクロや柿などの漱石の作品に登場した植物が植えられています。
ぜひご利用ください。
(博物館実習生:保屋野)

テーマ:その他    2020年8月23日
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