政府による緊急事態宣言の延長を受け、
漱石山房記念館は令和3年5月31日(月)まで臨時休館しています。
臨時休館中もミュージアムショップでは通信販売を承っておりますので、
ご自宅でもお楽しみいただけるスタッフおすすめのミュージアムグッズをご紹介します。
※通信販売の詳細についてはこちらをクリック
事務スタッフ長谷川のおすすめは、
漱石山房記念館特別展図録『漱石山房の津田青楓』
と、漱石山房記念館オリジナル絵はがきです。
私は染色や手芸が好きなので、
令和3年1月26日(火)~3月21日(日)に開催の
特別展「漱石山房の津田青楓」で展示されていた
津田青楓≪フランス刺繍花と鳥≫(大正2(1913)年、笛吹市教育委員会所蔵)
を見てとても感動し、展示図録を購入しました。
図録の魅力は展示ケースの中に入っていた時には見られなかった部分が掲載されていることです。
例えば、展示ケースでは一場面だけの展示だった、
津田青楓『九竹草堂絵日記』
(大正6(1917)年(大正7年の作を含む)、笛吹市教育委員会所蔵)
は、合計9場面分の絵が図録に掲載されていて、
とてもユーモラスな日記だったことがわかります。
また、キャプションをじっくり落ち着いて読むことができるのも、図録の醍醐味の一つです。
図録の53ページでは、
津田青楓≪漱石と十弟子≫(昭和51(1976)年、紙本着色)
に描かれている人物の一人ずつに吹き出しでキャプションがつけられていて、
どの門下生がどんな人物だったかがわかりやすく、
思わずこの≪漱石と十弟子≫がデザインされている絵はがきも買ってしまいました。
絵はがきはミュージアムグッズの定番ですが、
私はミニノートにリメイクして楽しんでいます。
絵はがきとして使用してしまうと1度きりの楽しみで終わってしまいますし、
ファイルに整理していたこともありましたが、たまに眺めるだけになってしまい、
身近に置いて使えるものにリメイクしたらいつも楽しめるのでは?と思いつきました。
ミニノートの作り方はとても簡単ですので、
みなさんもおうち時間にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
<ミニノートの作り方>
材料:絵はがき1枚、裏表紙用の厚紙(絵はがきと同じサイズ)1枚、
メモ用紙の紙(A5サイズくらい)5~6枚、両面テープ
道具:カッターナイフ、カッターマット、定規、ホチキス、鉛筆、クリップ(2個)、発泡スチロール
1.絵はがきの端から1センチの部分に鉛筆でしるしをつける。
2.しるしに合わせて定規をあて、カッターナイフの裏側で軽く折り目をつける。
※刃を当てて切り離してしまわないよう、ご注意ください。
3.折り目に合わせて定規をあて、しっかり折る。
4. メモ用紙の上下をクリップで止める。
5.メモ用紙の中央に絵はがきの折り目を開いて当てたら、下に発泡スチロールを敷いて、
本を綴じるように折り目の上下2か所にホチキスの針を打ち込む。
6.裏返してホチキスの針を閉じる。
7.絵はがきの折り目に合わせてメモ用紙も半分に折る。
8.絵はがきの折り目1センチ部分の内側に両面テープを貼る。
このとき、はみ出した両面テープはカッターナイフで切り落とすと綺麗に仕上がります。
9.裏表紙を両面テープにあわせて貼り付ける。
10.不要な部分をカッターナイフで切り落とす。
写真は絵はがきのデザインに揃えて切り落としていますが、
絵はがきそのままの大きさに揃えて切り落とす方が楽に仕上がります。
怪我をしないようにご注意ください。
11.完成!
漱石山房記念館の図録や絵はがきは、こちらのページからご覧いただけます。
おうち時間をミュージアムグッズと一緒にお楽しみください。