吾輩ブログ 一覧
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来館者数が3万人を突破しました!
漱石山房記念館の来館者数(有料観覧者)が3万人を突破しました。
本日3万人目の来館者となったのは、埼玉県からお越しの松野さん。
松野さんには、鈴木館長(写真左)よりささやかな記念品をお贈りしました。
ご一緒に来館されたみなさまも大変喜ばれているご様子で、当館としても嬉しく思いました。
あと1週間で開館5ヶ月を迎えるというところで、3万人に達することができました。
多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございました。
今後も皆様に親しまれると共に、魅力的な記念館にするよう運営してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
テーマ:お知らせ 2018年2月17日 -
ギャラリートークのご案内
現在開催中の開館記念所蔵資料展ー第2期ーでは、隔週土曜日にギャラリートークを開催しています。
展示を担当した学芸員が、展示資料に関するエピソードなどをお話しします。
残る開催日は2月24日(土)と3月10日(土)。14時から約20分間です。
申込み不要で、当日直接2階展示室にお越しください。(観覧券が必要です)テーマ:お知らせ 2018年2月12日 -
151回目の誕生日(「夏目漱石誕生の地」)
夏目漱石は旧暦(太陰暦)慶応3年(1867)1月5日生まれ。
平成30年(2018)2月9日は、新暦に換算すると漱石151回目の誕生日にあたります。
漱石は、江戸牛込の馬場下横町(現在の新宿区喜久井町)で、「六人の末子」として生まれました(※ほかに異母姉がふたりいました)。
庚申の日の申の刻に生まれた漱石は、「ひとつ間違えると大泥棒になる、ただし名前に金か金偏の字をつければ難を逃れる」という迷信から「金之助」と名づけられました。
「夏目漱石誕生の地」(新宿区喜久井町1/新宿区指定史跡)は、当館から程近い場所に位置し、漱石の父・直克が名づけた夏目坂を少しあがったところには碑が建てられています。
黒御影石の碑は、昭和41年(1966)に漱石生誕100年を記念して新宿区が建てたもので、「夏目漱石誕生之地」の書は門下生・安倍能成の揮毫によるものです。哲学者・教育家となる安倍は、第一高等学校で漱石の教えを受け、木曜会にも出入りするようになります。漱石とは16の年齢差がありましたが、遠慮のない関係を持った門下生のひとりでした。第一高等学校長を務め、戦後は文部大臣や学習院院長などを歴任し、この碑が建てられた昭和41年、83歳の生涯をとじました。
安倍の揮毫による「夏目漱石誕生之地」の墨書軸を、当館2階展示室にて開催中の「開館記念所蔵資料展 第2期」で3月11日(日)まで展示しています。
「夏目漱石誕生の地」(新宿区指定史跡)
所在地:新宿区喜久井町1
東京メトロ早稲田駅(2番出口)からすぐの場所です。
テーマ:お知らせ 2018年2月9日 -
山陽女子中・高生が描く「『明暗』 その後」
山陽女子中・高生が描く「『明暗』 その後」
岡山市の山陽女子中学校・高等学校図書委員のみなさんから渾身の力作を頂きました。
その名は「『明暗』 その後」。
同校では漱石生誕150年を記念し、昨年11月、「漱石の部屋」展を開催しました。
開催にあたって、漱石ゆかりの松山市で研修を行うとともに、
漱石に関する壁新聞や「漱石山房」の模型を作成し、漱石への理解を深めたそうです。
同校図書委員のみなさんは、さらに漱石未完の小説「明暗」の続編を3編執筆し、
これまでの学習成果とともに「『明暗』 その後」として冊子にまとめました。
執筆の際には、「明暗」を丹念に読み込み、
タイトルに込められた意味や登場人物の性格などを話し合い、
漱石ならどんな結末を描いただろうかと想像を巡らせながら真摯に取り組んだそうです。
「『明暗』 その後」は、今後図書室にて公開する予定です。
山陽女子中学校・高等学校のみなさん、当館にもいつかお越しくださいね。
テーマ:お知らせ 2018年2月3日