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吾輩ブログ 一覧

  • 図書室に「名著復刻 漱石文学館」を配架しました

     

     当館地下1階の図書室には、漱石の著書や全集をはじめ、漱石関連の書籍が3500冊ほど配架されています。

     この度、漱石の初版本を復刻した「名著復刻 漱石文学館」を配架しました。

     

     

     収録作品は、つぎのとおりです。

     四篇、草合、社會と自分、木屑録、切抜帖より、漱石俳句集、門、文學評論、吾輩ハ猫デアル(上・中・下)、三四郎、道草、英文學形式論、虞美人艸、それから、明暗、硝子戸の中、行人、漱石詩集 印譜附、漾虚集、彼岸過迄、鶉籠、こころ、文學論、別冊 解説

      

     

      このシリーズは日本近代文学館が発行したもので、初版本の装丁・紙質などを可能なかぎり再現したものです。

      作品ごとに異なる装丁などを、お手にとってご覧ください。

      ご来館の際は、ぜひ図書室にお立ち寄りください。

     

    テーマ:その他    
  • 扇子の販売を開始します

     

     新宿区オリジナルの、新商品の販売を開始しました。

     漱石自筆の漢詩が書かれた扇子 3000円(税込)です。

     

     

     明治45(1912)年6月の漱石自作の五言絶句「高梧能宿露 疎竹不蔵秋 静坐団蒲上 寥寥似在舟」が書かれた扇子です。

     当館所蔵の漢詩扇面(現在は軸装)を元に、今回商品として作成しました。

     

     高梧能宿露 高梧(こうご) 能(よ)く露(つゆ)を宿(やど)し

     疎竹不蔵秋 疎(そ)竹(ちく) 秋(あき)を蔵(かく)さず

     静坐団蒲上 静(しず)かに団蒲(だんぼ)の上(うえ)に坐(ざ)せば

     寥寥似在舟 寥寥(りょうりょう)として 舟(ふね)に在(あ)るに似(に)たり

     

     漱石は、午前中に小説を執筆し、午後は漢詩を作ったり絵を描いたりすることが多く、その生涯で数多くの漢詩文を残しました。

     漢詩とともに、漱石の文字も味わい深いものとなっております。

     ご来館の際は、ぜひミュージアムショップでご覧ください。

     

     

    テーマ:お知らせ    
  • 『漱石遺墨』

    「日本古書通信」編集部のツイッターで、現在開催中の当館の特別展「漱石追慕のかたち-漱石、筆子、そして松岡譲 」をご紹介いただきました。

    https://mobile.twitter.com/yumenoyamame/status/1062567694120042497

    刊行された「日本古書通信」2018年11月号(11月15日発行)で、特別展にご協力いただいた中島国彦氏(早稲田大学名誉教授)が、戦前の『漱石遺墨』の刊行について、「『漱石遺墨』というスフィンクス」と題して詳しく解明されています。現在特別展の会場には、新しく確認された『漱石遺墨』(大正6年12月)、3回忌のために準備され刊行が遅れた『漱石遺墨』「第二」(大正8年 12月)、よく知られた『漱石遺墨集』全5集(夏目純一編、大正11年12月~12年9月、春陽堂)、さらに『漱石遺墨集』(昭和10年5月、岩波書店)の4種の遺墨集が一堂に展示されています。
     

    「日本古書通信」2018年11月号は、当館1階ブックカフェ、地下1階図書室で閲覧できます。

    テーマ:お知らせ    
  • ミュージアムショップの新商品②

     

     10月27日(土)からミュージアムショップで販売を開始した商品を、先日に続いてご紹介いたします。

     

     1点目の商品は、ノートです。

     サイズはA5・64ページ。
     津田青楓 画「漱石先生読書閑居之図」(大正10年)が、表紙いっぱいにデザインされたノートです。

     中は白地の横罫で、上部に猫のイラストが描かれています。

     表紙の絵には、漱石山房で漱石が椅子で寛ぎ読書をしている様子が描かれ、大正5年9月漱石作の漢詩が書き添えられています。

     価格は200円です。

      

     

     2点目の商品は、竹しおりです。

     竹製のしおりです。

     大きさは、縦134mm×横22mm。文庫本などにぴったりのサイズです。
     当館所蔵の短冊や写真を掲載したもので、5種類あります。

     価格は、各200円です。

     

     

    1 「すみれ程な小さき人に生れたし」
    2  「藪陰や飛んで立つ鳥蕎麦の花」
    3 「菊の花硝子戸越に見ゆる哉」
    4 漱石と妻・鏡子の見合い写真
    5 猫の墓写真(昭和3年撮影)と猫のイラスト

     

     ノートもしおりも日常的に使うことができ、漱石を身近に感じていただけるのではないでしょうか。

    ご来館の記念に、ぜひどうぞ。

     

    テーマ:お知らせ    
  • ミュージアムショップの新商品①

     

     本日より、新商品の発売を開始しました。

     

     1点目の商品は、漱石と門下生の顔が描かれた手ぬぐいです。

     漱石山房には、漱石を師と慕う門下生達が出入りしていましたが、その中の「漱石十弟子(画家 津田清楓の選で、実際は11人)」(松根東洋城・寺田寅彦・小宮豊隆・鈴木三重吉・森田草平・安倍能成・阿部次郎・野上豊一郎・内田百閒・赤木桁平・岩波茂雄)の顔が描かれています。

     イラストは今回の描きおろしです。

     手ぬぐいの大きさは、縦910mm×横380mmです。 

     価格は600円です。

     

     

     

     2点目の商品は、マグネットです。

     2種類のデザインがあります。価格は150円です。

     A 津田青楓 画讃 「漱石先生像」         

                     

      B 漱石の肖像写真

             

                 

     Aは、木曜会に出入りし漱石に油絵を教えた、画家 津田青楓の「漱石先生像」です。左側には、大正5年9月漱石作の漢詩が書き添えられています。

     Bは、大正元年9月 小川一眞氏の撮影による漱石の写真で、千円札の肖像画の元になった写真として知られています。

     

     大きさは、縦78mm×横53mm、縁部分の色は青と白で、雰囲気が異なります。

     2つセットで使っても素敵です。

     

     どちらも、新宿区のオリジナルグッズで、当館のみでの販売です。

     ご来館の際は、ぜひミュージアムショップでご覧ください。

     

     

    テーマ:お知らせ    
  • 職場体験・・中学生の書いた「記念館の見どころ」④

     

     9月4日(火)~6日(木)、新宿区立落合第二中学校の中学2年生が職場体験に来ました。 

     受付など色々な仕事を体験し、ブログ記事「記念館の見どころ」を作成しました。ここでご紹介いたします。  

     紹介されている「道草庵」は、隣接する新宿区立漱石公園にあります。  

     

     

     

    テーマ:その他    
  • 特別展の資料から 2

    現在開催中の特別展「漱石追慕のかたち―漱石、筆子、そして松岡譲」(11月25日(日)まで)で展示中の資料をご紹介します。

     

    「漱石遺墨を伝える」

    戦前刊行された、さまざまな『漱石遺墨』『漱石遺墨集』が並びました。

     

    ここでいう「遺墨」とは、故人が書き残した書画のことです。

    漱石没後、大正9(1920)年に遺墨展が開催され、多くの人々を魅了しました。それらの作品を纏めた遺墨集が大正11(1922)年から翌年にかけて春陽堂から刊行されますが、それ以前にも『漱石遺墨』が作られていました。今回の展示では、新たに確認された漱石一周忌の折に刊行された『漱石遺墨』をはじめとする、多くの資料を展示しています。

     

    今回、中島国彦氏(早稲田大学名誉教授)による『漱石遺墨』についての調査の結果を、「『漱石遺墨』という幻の1冊」と題した解説パネルで紹介していただきました。是非合わせてご覧ください。

     

    現在展示している『漱石遺墨』『漱石遺墨集』

    1.『漱石遺墨』 大正6(1917)年12月
    漱石一周忌の際に作られ、縁故ある人々に配布されたものです。これまで存在が確認されずにきたものですが、今回、中島国彦氏所蔵の一本がこれであることが判明し、展示することができました。志賀直哉から漱石の長男・純一に宛てた『漱石遺墨』を贈られた御礼のはがき(大正6年4月21日付)や、芥川龍之介から松岡譲に宛てた『漱石遺墨』を二、三冊頂けないかと尋ねている書簡(大正7年6月19日付)も展示しています。

    2.『漱石遺墨』(第二) 大正8(1919)年 12月
    2016年11月に秀明大学で開かれた「夏目漱石展」において、川島幸希氏によって初めて紹介され、展示されました。大正7年12月の三回忌に向けて刊行が計画されましたが、大幅に遅れたことが、「夏目漱石展」で紹介された鏡子夫人の挨拶文(大正8年12月6日付)に記されています。

    3.『漱石遺墨集』 大正11(1922)年12月~12(1923)年9月 夏目純一編 春陽堂
    回忌の記念のための私家版ではなく、市販用として刊行されたもので、大正11年から翌年にかけ、隔月1冊ずつ刊行された5冊本です。図版は各10点で、計50点が掲載されています。この『漱石遺墨集』が刊行される際に発行された「内容見本」のための資料も展示しています。

    4.『漱石遺墨集』 昭和10(1935)年5月 岩波書店
    絵画12点、俳句や漢詩などの書10点が掲載されています。掲載されている22点のうち、13点は岩波茂雄所蔵(旧蔵を含む)のものです。

    については、特別展開始後に収集したため、10月20日(土)から展示しています。資料収集にあたりご協力を賜りました中島国彦氏に、心より御礼申し上げます。

    テーマ:お知らせ    
  • 5万人目のお客様をお迎えしました

    本日、有料観覧5万人目のお客様をお迎えしました。

    愛知県からお越しのお客様で、当館館長(写真左)よりささやかな記念品をお贈りしました。

    多くのお客様にお越しいただき、まことにありがとうございます。

    今後も皆様に親しまれ、魅力的な記念館になるよう運営してまいります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    テーマ:お知らせ    
  • 職場体験・・中学生の書いた「記念館の見どころ」③

     

     9月5日(水)~7日(金)、新宿区立西早稲田中学校の2年生が職場体験に来ました。  

     受付など色々な仕事を体験し、ブログ記事「記念館の見どころ」を作成しました。ここでご紹介いたします。

     

     

    テーマ:その他    
  • 特別展の資料から 1

    現在開催中の特別展「漱石追慕のかたち―漱石、筆子、そして松岡譲」(11月25日まで)で展示中の資料をご紹介します。

     

    夏目漱石《ダリア図》

    夏目漱石《ダリア図》

    今回の特別展チラシの表紙を飾っている夏目漱石が描いた《ダリア図》。

    13.8×9.9㎝の小さな絵で、額に入っています。

    この絵について、漱石の長女・筆子がエピソードを書き残しています。(「父漱石」(漱石全集月報第18号 昭和4年8月 第18回配本付録)『漱石全集月報 昭和3年版 昭和10年版』(岩波書店)所収)

    筆子が小学校5~6年生の頃(明治43~44年頃)、子ども部屋で絵を描いている筆子に、「下手だなひとつ描いてやらうか」と描いてくれたのが、ダリアの絵だそうです。

    このことを書いた筆子の執筆メモも今回展示しています。

    漱石が娘のために描いた絵と、娘から見た漱石の思い出を記したメモが同じ会場で展示されています。是非ご覧下さい。

     

    ※松岡筆子「父漱石」は地下1階図書室でお読みいただけます(『漱石全集月報 昭和3年版 昭和10年版』)。

    テーマ:お知らせ    
  • 職場体験・・中学生の書いた「記念館の見どころ」②

     

     9月5日(水)~7日(金)、新宿区立西早稲田中学校の2年生が職場体験に来ました。  

     受付など色々な仕事を体験し、ブログ記事「記念館の見どころ」を作成しました。ここでご紹介いたします。

     

     中学生もおススメしてくれた再現展示室。

     書斎は、県立神奈川近代文学館所蔵の漱石の遺品、東北大学附属図書館所蔵の漱石旧蔵書を模して再現されています。

     

    テーマ:その他    
  • 書籍の販売を開始します

     

     このたび書籍の販売を開始することになりました。

     新潮文庫、岩波文庫の夏目漱石の7作品

     (坊っちゃん・草枕・三四郎・それから・こころ・道草・硝子戸の中)を販売します。

     今後も取り扱い作品を増やしていく予定です。

     

    新潮文庫 坊っちゃん   草枕    三四郎    岩波文庫 こころ    道草     硝子戸の中

     

     館内展示を観覧後、「改めて漱石の作品が読みたくなった」との声も多くの方からいただきます。

     読書の秋に、漱石の本を読んでみませんか?

     

     

     

    テーマ:お知らせ    
  • 職場体験・・中学生の書いた「記念館の見どころ」①

     

     9月4日(火)~6日(木)、新宿区立落合第二中学校の中学2年生が職場体験に来ました。 

     受付など色々な仕事を体験し、ブログ記事「記念館の見どころ」を作成しました。ここでご紹介いたします。

     「猫塚」(「猫の墓」)は、隣接する新宿区立漱石公園にあります。

     

    テーマ:その他    
  • 開館1周年を迎えました

    本日、924日、漱石山房記念館は開館1周年を迎えました。

     

    当館は、地下1階図書室の図書も含め、所蔵資料の多くは寄贈された資料です。また開館前から基金賛同者の方々のご協力もいただいております。

    多くの方々のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

    これら資料を活用しながら、これからも皆さまに親しまれる記念館を目指して努力していく所存です。

     

    現在、漱石山房記念館開館1周年 松岡・半藤家資料受贈記念特別展「漱石追慕のかたち―漱石、筆子、そして松岡譲」を開催しています。

    皆様のご来館をお待ちしています。

    テーマ:お知らせ    
  • 記念メダル、好評発売中です

     

    8月から販売を始めた記念メダルですが、ご来館のお客様から好評をいただいています。

     

    2種類のデザインで、各500円で販売しています。

      

     

    表の漱石の顔のイラストと

    漱石の肖像写真を比べてみると・・・

      

     

    いずれも、大正元年9月に撮影された写真です。

    左は千円札に使われた肖像写真、右は左腕に喪章をつけた漱石です。

     

    メダルのイラストはふんわりとしたデザインで、見ていると心が和む感じがします。

    ご来館の記念にいかがでしょうか?

     

     

     

     

    テーマ:お知らせ    
  • 正岡子規 -漱石を取り巻く人々-

    本日9月19日は、俳人・正岡子規の命日(へちま忌)です。

    今回は、漱石と子規が交流を始めた頃についてご紹介します。

     

    正岡子規(本名・常規) 俳人・歌人
    慶応3年(1867)9月17日(新暦10月14日)~明治35年(1902)9月19日

    伊予国温泉郡藤原新町(現在の愛媛県松山市)出身。

    帝国大学中退後、日本新聞社に入社。「獺祭書屋俳話」などの俳論を発表。明治28年(1895)、日清戦争の従軍記者となるが、病を得て、帰途松山の漱石の仮寓「愚陀佛庵」に52日間身を寄せた。『ホトトギス』や根岸短歌会を主宰。短歌・俳句の革新運動を推進し、写生文という表現スタイルを確立。没後、『竹の里歌』『仰臥漫録』『筆まかせ』などが刊行された。

     

    漱石と子規との親交は、ふたりが第一高等中学校本科に進学してしばらくしてから、明治22年(1889)1月頃より始まります。同年5月、子規は突然喀血し、病床にありながら50句ほどの俳句を作り、その際に中国の故事「鳴いて血を吐くほととぎす」から「ほととぎす」を意味する「子規」と号しました。

     

    同じ頃、子規は自作の文集「七艸集」(ななくさしゅう)を完成させ、友人に回覧していました。金之助は病床の子規を見舞い、「七艸集」に批評をつけて返却する際に初めて「漱石」の号を使用します。同い年の「金之助」と「常規」は、ほぼ同時期に自らを「漱石」「子規」と号したのでした。

     

    漱石山房記念館の通常展示では、正岡子規をはじめ、漱石に関係する人物51名を「漱石を取り巻く人々」としてパネルでご紹介しています。

    テーマ:お知らせ    
  • 漱石山房記念館切手と絵葉書セットを販売します

     

      当館のミュージアムショップでは、「漱石山房記念館開館記念切手シート」を販売中で、ご好評をいただいております。

     

      この度、新たに「漱石山房記念館切手と絵葉書セット」を販売開始いたします。

      新たなデザインの切手シートと、2枚の絵葉書がセットになっています。 セット価格は1500円(税込)です。

      今回は、再現書斎の大きな写真と、様々なデザインの62円切手5枚・82円切手5枚がシートになっています。

      

     

      絵葉書は、当記念館の外観写真が1枚、当館所蔵の「漢詩扇面軸(高梧能宿露 疎竹不蔵秋 静坐団蒲上 寥寥似在舟)」が1枚の計2枚がセットになっています。

       

     

      いずれも新宿区のオリジナル商品で、当館での限定販売です。

     ご来館の記念として、この切手と葉書で身近な方にお便りを書いてみてはいかがでしょうか?

    テーマ:お知らせ    
  • 9月13日は猫の命日

     当館所蔵の「猫の死亡通知」と称される葉書が松根東洋城(豊次郎)宛てに送られたのは 明治41(1908)年9月14日のことでした。

    松根東洋城は、俳人で愛媛県尋常中学校で漱石の教え子となり、俳句を通じて交流した人物です。

    葉書に墨で黒枠を作り、『吾輩は猫である』のモデルとなった猫が 「物置のヘツツイの上にて逝去致候」と伝えています。

    「埋葬の義は(中略)裏の庭先にて執行仕候。但主人「三四郎」執筆中につき御会葬には及び不申候」と いった文面に漱石のユーモアを感じます。

    東洋城のほか、小宮豊隆・鈴木三重吉・野上豊一郎にあてた計4通が知られています。

     この葉書が、9月21日(金)まで当館2階展示室で展示中です。ご来館ご観覧お待ちしております。

     

    夏目金之助(漱石) 松根豊次郎(東洋城)あて葉書

    明治41(1908)年9月14日付

     

    テーマ:お知らせ    
  • 9月21日までの所蔵資料公開

    《通常展》テーマ展示「夏目漱石」を知らないキミたちへが

    ご好評のうちに終了いたしました。

    9月22日(土)からは開館1周年記念の特別展を開催いたします。

    9月21日(金)までは次回展示準備のため展示室は少しせまくなりますが、

    以下のものを展示しております。

    ・夏目金之助 松根東洋城あてはがき(猫の死亡通知) 明治41年(1908)9月14日

      ※実物展示は9月14日から(9月11日~13日はレプリカ)

    ・『吾輩は猫である』初版本

    ・夏目金之助 立花銑三郎あて書簡 明治26年(1893)7月12日

      漱石が大学院生だった頃、学習院嘱託教授だった立花あてに出した書簡。学習院出講の周旋を依頼しています。

    ・夏目金之助 立花銑三郎あて書簡 明治26年(1893)8月15日

    ・夏目金之助肖像写真 明治27年(1894)4月

      夏目金之助が大学院生だった頃に立花銑三郎に贈ったもの

    立花銑三郎は帝国大学時代の学友で教育学・哲学研究者です。

    親しい友人だったらしく、手紙にはくだけた内容の近況も書かれています。

    是非ご覧ください。

     

              

        

     

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  • 新作のTシャツを販売いたします

     

    当館ミュージアムショップで販売中のTシャツ(自在株式会社製作)。

    「木曜会」のメンバーをビートルズ風のイラストで描いたもので、ご好評をいただいています。

     

     

    この度、新作のTシャツを販売いたします。

    こちらは、漱石山房原稿用紙をモチーフにしています。

    この原稿用紙は、橋口五葉によりデザインされた漱石のオリジナルの原稿用紙で、明治41年から亡くなるまで使用されていました。 この頃執筆していた朝日新聞小説欄が1行19字だったことから、この原稿用紙も1行19字で作られました。

    Tシャツはベージュの地に緑のプリント色で、原稿用紙の風合いを表現しています。

    SOSEKI SANBOU Tシャツ

    価格:3000円(税込)

    色:ベージュ サイズ:XS・S・M・L・XL

     

    ご来館の際は、ぜひお手にとってご覧ください!

    テーマ:お知らせ    
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