吾輩ブログ 一覧
-
漱石イベントのご案内(漱石が上野で聴いた「ハイカラの音楽会」)
夏目漱石生誕150年記念「漱石が上野で聴いた『ハイカラの音楽会』 ―往時のプログラムが甦る―」が、10月15日(日)に東京文化会館で開催されます。漱石が「ハイカラの会」と日記に記した、明治45年6月9日 上野の奏楽堂での演奏会の再現をご堪能ください。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【ミリオンコンサートホームページ】
http://www.millionconcert.co.jp/concert/detail/2017_10/guide/171015souseki.html
テーマ:イベント 2017年7月12日 -
漱石イベントのご案内(坊っちゃん劇場新宿公演「52days ~愚陀佛庵、二人の文豪~」)
坊っちゃん劇場のミュージカル「52days ~愚陀佛庵、二人の文豪~」が、9月27日(水)・28日(木)に新宿文化センターで上演されます。正岡子規・夏目漱石生誕150年の記念作品で、在りし日の二人の文豪の友情を覗いてみませんか。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【坊っちゃん劇場ホームページ】
http://www.botchan.co.jp/
テーマ:イベント 2017年7月11日 -
漱石イベントのご案内(夏目漱石暗唱コンクールat 榎町地区)
夏目漱石が生まれ、その生涯を閉じた新宿区の榎町地区で、地区内の区立小学校5・6年生を対象とした暗唱コンクールが開催されます。
最優秀賞者は9月23日(土)に開催される漱石山房記念館の開館記念式典にて、模範暗唱を披露していただきます。
詳細はイベント一覧をご覧ください。
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
テーマ:イベント 2017年7月10日 -
漱石イベントのご案内(夏目漱石生誕150年記念オリジナルミュージカル 夕暮れ過ぎまで)
夏目漱石生誕150年記念オリジナルミュージカル「夕暮れ過ぎまで ~漱石先生に出会った木曜日~」が、9月18日(月・祝)に角筈区民ホールにて公演されます。レッスンを重ねた小学生たちと実力派ミュージカル俳優との共演をご覧いただけます。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【早稲田漱石座ブログ】
https://blogs.yahoo.co.jp/sosekiza_1718
テーマ:イベント 2017年7月7日 -
銘鈑記名をご検討中の皆様へ
夏目漱石記念施設整備基金に10万円以上のご寄付を検討いただいています皆様にお知らせです。
平成29年7月15日以降のご寄付は、銘鈑制作期間の都合上、平成29年9月24日開館時点での記名ができず、後日記名させていただきます。何卒ご了承ください。
テーマ:お知らせ 2017年7月3日 -
平成29年度 新宿区夏目漱石コンクール開催
今年も「新宿区夏目漱石コンクール」を開催します!
中学生・高校生を対象に読書感想文を、小学生を対象に絵画を、全国から募集します。たくさんのご応募をお待ちしています。
※絵画コンクールのテーマが例年と変わっていますので、ご注意ください。
詳細はイベント一覧をご覧ください。
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
平成28年度の受賞作品はこちら
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/bunka02_002220.html
テーマ:イベント 2017年6月26日 -
寄付金額が1億1,000万円を超えました
本記念館整備にあたり、現在までに全国の皆さまからいただいたご寄付が、1億1,000万円に達しました。ご厚志をお寄せいただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
本基金は資料収集等に活用するため、記念館開館後も継続しますので、引き続き温かいご支援・ご協力をお願いいたします。
❀10万円以上のご寄付で、館内に設置する銘鈑に記名させていただきます。
テーマ:基金 2017年6月23日 -
漱石イベントのご案内(夏目漱石を踊る at 四谷区民ホール)
四谷区民ホールにて、6月15日(木)に新宿芸術家協会公演「The Dance Gathering Vol.21夏目漱石を踊る ~現代のカオス 新宿より~」が開催されます。第1部 ダンス・リベルテ(自由テーマ作品集)、第2部 夏目漱石を踊るの2部構成で、様々なジャンルの舞踊をお楽しみいただけます。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【新宿芸術家協会ホームページ】
https://shinjukugeijutu.wordpress.com/
テーマ:イベント 2017年5月15日 -
漱石イベントのご案内(漱石からの手紙 漱石への手紙)
鎌倉文学館にて、4月22日(土)より特別展「生誕150年 漱石からの手紙 漱石への手紙」が開催中です。『こゝろ』の舞台となった鎌倉で、手紙が大好きな漱石が送った手紙、受け取った手紙を中心に、その足跡がたどられています。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【鎌倉文学館ホームページ】
http://www.kamakurabungaku.com/exhibition/index.html
テーマ:イベント 2017年4月28日 -
漱石山房再現の道③
検討会では、「漱石山房再現の道①②」でご紹介した調査結果を踏まえて議論を重ね、未来に正しいものを継承していくという観点から、資料的裏付けのある書斎・客間・回廊を記念館内に再現することになりました。
再現にあたっては、早稲田大学建築史研究室に委託し、県立神奈川近代文学館・東北大学附属図書館等の協力を得て、写真解析や明治・大正期の同等の家屋の現存例との比較検討等を行い、再現図を製作しました。
こうして検討が進められた再現山房は、美術製作会社の工場で製作が進められ、平成29年2月3日には仮組立てを行い、研究者の指導により再現精度や部材加工について検証と確認を行いました。3月には一度解体して記念館建設現場に搬送し、組立てとエイジング処理(明治40年に漱石が入居した時点、築10年程度の古色を着けます。)を行っています。
作家の書斎の再現はこれまでも数多く行われてきましたが、家屋の一部を再現する試みはあまり例を見ません。作家として、弟子を迎える師として、また家庭人としての漱石を想像しながら、完成した漱石山房再現をご覧いただければと思います。
▲(左)再現山房仮組立ての様子、(右)外壁サンプルの検討(平成29年2月3日)
テーマ:その他 2017年4月20日 -
漱石山房再現の道②
そこで新宿区は、検討会に先立つ平成23年度に、実際にどの程度の再現が可能なのか検証するため、全国の大学や研究機関、博物館・文学館等に保存される漱石関係の資料や文献を調査し、山房の再現に必要な資料を収集しました。その結果、現在知られているもの以外に新たな資料を発見することはできませんでした。
山房は、漱石没後の大正8年(1919)頃、鏡子夫人により改築され、書斎・客間・回廊だけは敷地の南東側に曳家して保存されました。その際、夫人の妹の夫である建築家鈴木禎次(1870~1941)が図面を記録したと伝えられますが、禎次が創立に関わった名古屋工業大学も含め、この図面を発見することはできませんでした。
有力な資料となる写真についても、よく知られる松岡譲が編集した『漱石寫眞帖』(第一書房)掲載の写真以外に新たに発見することはできませんでした。
このような結果から、再現にあたって資料的な裏付けがあるのは玄関・書斎・客間・回廊程度であり、家屋の西側の再現については極めて難しいと考えられました。(次回4月20日更新の「漱石山房再現の道③」に続く)
▲漱石山房の玄関(大正7年)
▲ベランダ式回廊と芭蕉(大正5年)テーマ:その他 2017年4月19日 -
漱石山房再現の道①
漱石山房記念館は、昭和20年(1945)5月25日の空襲で焼失した漱石山房の跡地に開館します。記念館の整備にあたって、土地の記憶を継承する場としての役割を重視し、館内に漱石山房の一部を再現します。
そこで、山房再現の道のりを3回にわたってご紹介します。
平成24年度に設置した記念館整備検討会で、研究者・近隣住民・公募委員の皆さまなどで、記念館のあり方について8ヶ月間にわたり検討を重ねていく中で、焦点になったのは山房の再現方法でした。
漱石山房については、石﨑等・中山繁信著『夏目漱石博物館 絵で読む漱石の明治』(彰国社)において、漱石の長男純一の聞き取り調査に基づいた再現が試みられており、新宿区もこの成果をもとに模型を製作し、新宿歴史博物館に展示しています。
山房の内外装に関しては、漱石自身の記述や絵画、次男伸六の随筆のほか、木曜会に出入りした弟子の小宮豊隆・森田草平・松岡譲・芥川龍之介らも記述を残しています。しかし、これらの記述には食い違う部分があり、書斎の広さも8畳と10畳の二説があって、はっきりしなかったのです。(次回4月19日更新の「漱石山房再現の道②」に続く)
▲漱石山房の書斎における漱石(大正3年)
▲検討会の様子(平成25年3月)テーマ:その他 2017年4月18日 -
漱石コンクール入賞作品展 at 新宿東口駅前献血ルーム
平成28年度新宿区夏目漱石コンクール絵画部門「猫になって描いてみよう!」の入賞作品を、新宿東口駅前献血ルームにて6月30日(金)まで展示していただいています。
献血ルームにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。
※新宿東口駅前献血ルーム
https://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/rooms/roomhp/room206.htmlテーマ:その他 2017年4月17日 -
夏目漱石記念施設整備便り(第5号)を発行しました
「夏目漱石記念施設整備便り」は、記念館の準備状況や、イベント情報などを中心に、年2回程度発行しています。今号は記念館開館日の決定と開館時間等のご案内に加え、コラムでは漱石山房の再現について特集しています。
新宿区ホームページからデータファイルでのダウンロードもできますので、ぜひご覧ください!
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kanko/bunka02_001065.html
テーマ:お知らせ 2017年3月29日 -
夏目漱石生誕150周年貨幣セットの贈呈式
先日吾輩ブログでご紹介した「夏目漱石生誕150周年貨幣セット」の贈呈式が、3月23日に新宿区役所で行われました。写真は造幣局の百嶋理事長(左)から吉住区長(右)へ、貨幣セットが手渡される様子です。
贈呈された貨幣セットです。写真提供や年譜作成等に、新宿区が協力しました。
※通信販売の申込受付期間は4月19日(水)迄です。詳細は下記をご覧ください。
http://www.mint.go.jp/buy/coinset-online/coinset-online-sale/hanbai_h29_natume.html
テーマ:その他 2017年3月27日 -
夏目漱石生誕150周年貨幣セット
造幣局から「夏目漱石生誕150周年貨幣セット」が販売されます。製品化にあたり、新宿区が初版本画像等の資料提供を行いました。
この貨幣セットは、平成29年銘の未使用の6種類の通常貨幣と、丹銅製の年銘板1枚(表面は漱石肖像、裏面は『吾輩は猫である』初版本上編装幀の一部をデザイン)が特製ケースに収納されたものです。
特製ケースには、漱石の代表作の装幀(表紙)とともに、その生涯が年譜形式で記載され、1冊の本のようなデザインになっています。
通信販売の申込受付期間は平成29年3月16日(木)~4月19日(水)です。詳細は下記をご覧ください。
http://www.mint.go.jp/buy/coinset-online/coinset-online-sale/hanbai_h29_natume.html
テーマ:お知らせ 2017年3月16日 -
一時閉園前日の漱石公園
記念館建設工事に伴う一時閉園の前日、漱石公園には春の気配が近づきつつありました。漱石先生のすぐ傍のハナカイドウの蕾も膨らんでいます。
まち歩き愛好団体の皆さまの足元には、水仙が咲いていました。
テーマ:その他 2017年3月7日 -
漱石イベントのご案内(生誕150年記念 漱石と京都)
京都府乙訓郡にありますアサヒビール大山崎山荘美術館にて、3月18日(土)より「生誕150年記念 漱石と京都―花咲く大山崎山荘」が開催されます。最晩年の書簡公開など、漱石の京都滞在に迫ります。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
【アサヒビール大山崎山荘美術館ホームページ】
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/33767/
テーマ:イベント 2017年3月7日 -
建築家入江正之模型展(新宿文化センター)
新宿文化センターにて、3月17日(金)~3月20日(月)の4日間、「建築家入江正之模型展―『漱石山房記念館』を中心として―」が開催されます。初日には、講演会「『漱石山房記念館』について」も開催されます。
詳細は下記をご覧ください。
【イベント一覧】
https://soseki-museum.jp/exhibitionlist/
テーマ:イベント 2017年3月6日 -
漱石公園 全面休園のお知らせ
先日吾輩ブログにて予告しました漱石公園の閉鎖期間が、平成29年3月6日(月)~9月23日(土)(予定)に決まりました。
近隣の皆さまや漱石ファンの皆さまにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解・ご協力お願い致します。
大正5年12月の漱石山房(『漱石寫眞帖』より)
テーマ:お知らせ 2017年2月27日